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施工例-土木1
@滋賀県H町道路地盤補強及び振動対策工事
住宅地を通る道路で、近隣住民より振動苦情が多発している区間があった。セメント改良による地盤補強や防振壁の設置等、各種振動対策を試みたが効果の出ない状況であった。
 
現状の状況
上段写真の住宅周辺の振動が最も激しく、トラック等の大型車両が通過すると70dB前後の振動が発生していた。
 
掘削時の状況
この地域は元々琵琶湖を埋立てた地域。下層路盤を取り除くと、大量の湧き水が発生し北側(道路は南から北に向かい傾斜)路面は水没状態となる。
 
D・BOX―LS100敷設状況
D・BOX−LS100を下層路盤部に敷設。延長100m、約600uの区間を2日で施工。
( 路盤構成:路床+下層路盤(D・BOX−250mm厚)、上層路盤150mm 舗装100mm )
翌日舗装を行い、施工全工程を3日で完了。
道路完成の状況
事前と事後における振動加速度レベルの周波数特性の比較(計測:東海技術センター)
施工後3ヵ月後に計測された振動比較では、当初有害とされた低周域での振動を大きく低減する事に成功した。また施工後強い苦情を訴えていた近隣住民より、発注機関に対するお礼の電話があった事からも、今回の工事における振動低減の効果がわかる。
A神奈川県S市交通振動対策工事
駅前道路拡張工事のため、道路幅を5m程拡幅した結果、隣接する住宅地の住民より、振動苦情が相次いだ。事前計測の結果バスなどの重量車両が通過すると、70dB以上の強い揺れが起こる状況であった。
現況の状況
事前の振動計測の状況
工事対象となる区間は、交通量の多い幹線道路。また住宅地が近く夜間での工事は難しい状況であったため、12〜18mのスパンを即日で復旧しながら施工を進めた。
D・BOX−LS150の吊上げ状況
近くに用地が確保出来ないため、D・BOXを現場で製作しながら敷設していく
D・BOX―LS150の敷設状況
D・BOX−LS150(1500×1500×450厚)を路床部に敷設していく。
下層路盤・上層路盤敷設状況
舗装(基装)状況
およそ80mの施工区間を5日で施工。その後本舗装が行われ、振動計測した結果、10dB前後の振動低減が確認された。
B農林整備事業 地盤補強工事例
N値=0 みず道のある中央部ではピンポールが自重だけで下がってしまう状況。
そのままでは作業員が歩行出来ないため、土木シートを全面に敷く。
D・BOX−LS150吊り上げ時の様子 (セット〜設置=10分/袋程度)
D・BOX−LS150設置の様子
翌日型枠設置 コンクリート打設
ボックスカルバート敷設後、上面部の道路を復旧する。施工完了後の沈下測定(約5ヶ月)で、沈下3〜5mmその後の沈下は見られない。