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施工例-建築
@D・BOX−LS150 現場仮設地盤補強及び振動対策(S建設現場)
使用条件
120tラクタークレーン下部の地盤補強。―耐沈下抑制―
近隣は住宅地にかこまれ、施工振動を60db以下に抑える事が必要。―振動軽減―
施工
D・BOX−LS150を、工事用重機が稼動する下部に敷設。表層に敷き鉄板を 並べ(D・BOX表層の破れ防止)仮設部とする。
結果
120tラクタークレーンを稼動させ1ヶ月となるが、計測点での沈下は見られない。 また振動測定の結果、場内(クレーンから10mの地点で計測)で、D・BOX敷設前で 65dBあった振動が最大でも50db程度となり当初より15db程度振動が軽減した。
D・BOX敷設作業
敷き鉄板下部にはD・BOX−LS150が敷設
クレーンの後方キャタビラの下に見えるのがD・BOX
D・BOXの1袋当りの耐荷重強度は約250t以上。この状態でD・BOXに触れて見たが、袋の張りには十分な余裕が残っている。
AD・BOX−U邸地盤改良工事
     
D・BOX−U邸地盤改良工事.pdf へのリンク
B君津超軟弱地盤補強
     
君津超軟弱地盤補強.pdf へのリンク
C軽井沢別荘地盤補強工事概要
建 物 2F木造
床面積 225u
D・BOX−SS45=3段
地盤
腐葉土が2m程堆積し、その下部に砂質の層が1.5m。有効支持層は表層より7m程下層にある。 表層N値―0〜2(必要強度N値5以上)
写真―1 現場の様子
一部しっかりとした砂質の層が露出していたが、全体的に腐葉土のフカフカした地盤
写真―2 部分的な軟弱部
地盤を確認(鉄棒を地盤に刺す。かかとで地盤を強く踏む)したところ、一部極度の柔らかい箇所があった。
写真―3 軟弱部の掘削
軟弱部を掘削したところ、下層より木の根や掘削した際発生したと見られる木の枝などが入っていた。
 
写真―4 透水シート+砕石による補強
掘削箇所に透水シートをひき、砕石を投入し転圧(計3箇所補強)。
 
写真―5 1段目
平地部でガイドゲージを組み現場に設置した様子
写真―6 資材投入器
施工範囲の半分で重機が使えない為、資材投入作業を容易に行える様投入器を製作。
 
写真―7 投入器のセット
 
写真―8 資材投入
投入器は全体が2x3に分割され、さらに2x1と2x2での使用が可能となっていて、土のう偶数列、奇数列のどちらでも対応できるようになっている。また下部のD・BOXも、ガイドゲージにより正確に位置が確定しているため、定型の投入枠にて連続的な作業が可能であった。資材投入はネコや重機の届く位置ではバックフォーを使い投入。投入後上部の板面をはずし1枠づつ土のうから抜いて行く。
写真―9 投入後の土のう
D・BOXは上部を結束バンドで縛るタイプと、一部マジックテープを使い上部で固定するタイプを使用。
写真―10 完成写真1
完成写真―11 完成写真2
施工後通り芯の位置を確認したが保々誤差無く設置が完了した。また完成後現況地盤の上に、直径15cm、長さ60cmほどの丸太を約1m上から自然落下させたが、5m程はなれた場所でもその振動がはっきり伝わってきた。同じ事を敷き終えたD・BOXの上でも試してみたが、落下位置から1m程度に近づいても、振動は殆ど伝わってこなかった。